Talmud

私はキリスト教徒ではないが、
イエスの実在か実在ではなかったかは気になる。
彼の実在を示す記録はほとんどなく、歴史家の書いたものも
後世の加筆の可能性があり、信憑性に欠けるからだ。
タルムードを読んでいたら、
アヴォダー・ザラー　第一章　ミシュナ7のゲマラ本文の中に
ラビ・エリエゼルがツィポリの上の市場を歩いていた時に、
「ケファル・セハニヤのヤコブという男の名で（ナザレのイエスの弟子の）1人に出会った。」と書いてあった。
ラビ・エリエゼルが異端のかどで逮捕され、総督から釈放されたが、
家に戻ってきて弟子たちに話した言葉だ。

Talmud - Mas. Avodah Zarah 17a

and thou didst approve of it and because of that thou wast arrested?’
He exclaimed: ‘Akiba thou hast reminded me.
’ I was once walking in the upper-market of Sepphoris
when I came across one [of the disciples of Jesus the Nazarene]
Jacob of Kefar-Sekaniah by name, who said to me:

ラビ・エリエゼルはバル・コホバをメシアとして歓迎したと書いてあった。
（WIKIにはバル・コクバの乱と記載されている）
この時代には救国のメシアを待望する空気があったのだろう。