1 Now the word of the LORD came unto Jonah the son of Amittai,
saying: 2 'Arise, go to Nineveh, that great city, and proclaim against it;
for their wickedness is come up before Me.'
1 アミタイの子ヨナに次のような主のことばがあった。
2 「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ。
彼らの悪がわたしの前に上って来たからだ。」
今はキリスト教徒ではないが、結婚した時、牧師は私たちにヨナ書を読んだ。
彼がなぜこれを読んだのか不明だ。
今思えば、潜在意識でこれを選んだのだと思う。
あれから時間がたち、私にもいろいろな事があった。
3 But Jonah rose up to flee unto Tarshish
from the presence of the LORD; and he went down to Joppa,
and found a ship going to Tarshish; so he paid the fare thereof,
and went down into it,
to go with them unto Tarshish, from the presence of the LORD.
3 しかしヨナは、主の御顔を避けてタルシシュへのがれようとし、
立って、ヨッパに下った。彼は、タルシシュ行きの船を見つけ、
船賃を払ってそれに乗り、主の御顔を避けて、
みなといっしょにタルシシュへ行こうとした。
タルシシュはニネベの反対の方角だ。船賃を払って、とは当時として相当の金額を払ったという意味らしい。
そうまでして何故ヨナはニネベへ行こうとしなかったのか。
ニネベはイスラエルの敵国で、もし滅んでしまえばこれほど嬉しいことはない。
4 さて、主は大風を海に吹きつけられた。それで海に激しい暴風が起こり、船は難破しそうになった。
5 水夫たちは恐れ、彼らはそれぞれ、自分の神に向かって叫び、船を軽くしようと船の積荷を海に投げ捨てた。しかし、ヨナは船底に降りて行って横になり、ぐっすり寝込んでいた。
6 船長が近づいて来て彼に言った。「いったいどうしたことか。寝込んだりして。起きて、あなたの神にお願いしなさい。あるいは、神が私たちに心を留めてくださって、私たちは滅びないですむかもしれない。」
7 みなは互いに言った。「さあ、くじを引いて、だれのせいで、このわざわいが私たちに降りかかったかを知ろう。」彼らがくじを引くと、そのくじはヨナに当たった。
8 そこで彼らはヨナに言った。「だれのせいで、このわざわいが私たちに降りかかったのか、告げてくれ。あなたの仕事はなにか。あなたはどこから来たのか。あなたの国はどこか。いったいどこの民か。」
9 ヨナは彼らに言った。「私はヘブル人です。私は海と陸を造られた天の神、主を恐れています。」
10 それで人々は非常に恐れて、彼に言った。「何でそんなことをしたのか。」人々は、彼が主の御顔を避けてのがれようとしていることを知っていた。ヨナが先に、これを彼らに告げていたからである。
11 彼らはヨナに言った。「海が静まるために、私たちはあなたをどうしたらいいのか。」海がますます荒れてきたからである。
12 ヨナは彼らに言った。「私を捕らえて、海に投げ込みなさい。そうすれば、海はあなたがたのために静かになるでしょう。わかっています。この激しい暴風は、私のためにあなたがたを襲ったのです。」
13 その人たちは船を陸に戻そうとこいだがだめだった。海がますます、彼らに向かって荒れたからである。
14 そこで彼らは主に願って言った。「ああ、主よ。どうか、この男のいのちのために、私たちを滅ぼさないでください。主よ。あなたはみこころにかなったことをなさるからです。」
15 こうして、彼らはヨナをかかえて海に投げ込んだ。すると、海は激しい怒りをやめて静かになった。
16 人々は非常に主を恐れ、主にいけにえをささげ、請願を立てた。
17 主は大きな魚を備えて、ヨナを飲み込ませた。ヨナは三日御晩、魚の腹の中にいた。
ヨナは自我が弱められた。と、今の私は思う。
2章
7 私のたましいが私のうちに衰え果てたとき、私は主を思い出しました。私の祈りはあなたに、あなたの聖なる宮に届きました。
8 むなしい偶像に心を留める者は、自分への恵みを捨てます。
9 しかし、私は、感謝の声をあげて、あなたにいけにえをささげ、私の誓いを果たしましょう。救いは主のものです。
10 主は、魚に命じ、ヨナを陸地に吐き出させた。
3章
1 再びヨナに次のような主のことばがあった。
2 「立って、あの大きなニネベに行き、わたしがあなたに告げることばを伝えよ。」
3 ヨナは、主のことばのとおりに、立ってニネベに行った。ニネベは、行き巡るのに三日かかるほどの非常に大きな町であった。
4 ヨナはその町に入って、まず一日目の道のりを歩き回って叫び、「もう四十日もすると、ニネベは滅ぼされる」と言った。
5 そこで、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者から低い者まで荒布を着た。
6 このことがニネベの王の耳に入ると、彼は王座から立って、王服を脱ぎ、荒布をまとい、灰の中にすわった。
7 王と大臣たちの命令によって、次のような布告がニネベに出された。
「人も、獣も、牛も、羊もみな、何も味わってはならない。草をはんだり、水を飲んだりしてはならない。
8 人も、家畜も、荒布を身にまとい、ひたすら神にお願いし、おのおの悪の道と、
暴虐な行いから立ち返れ。
9 もしかすると、神が思い直してあわれみ、その燃える怒りをおさめ、
私たちは滅びないで済むかもしれない。」
10 神は、彼らが悪の道から立ち返るために努力していることをご覧になった。
それで、神は彼らを下すと言っておられたわざわいを思い直し、そうされなかった。
4章
1 ところが、このことはヨナを非常に不愉快にさせた。ヨナは怒って、
2 主に祈って言った。「ああ、主よ。私がまだ国にいたときに、
このことを申し上げたではありませんか。
それで、私は初めタルシシュへのがれようとしたのです。
私は、あなたが情け深くあわれみ深い神であり、
怒るのにおそく、恵み豊かであり、わざわいを思い直されることを知っていたからです。
3 主よ。今、どうぞ、私のいのちを取ってください。
私は生きているより死んだほうがましですから。」
4 主は仰せられた。「あなたは当然のことのように怒るのか。」
5 ヨナは町から出て、町の東のほうにすわり、そこに自分で仮小屋を作り、
町の中で何が起こるかを見きわめようと、その陰の下にすわっていた。
6 神である主は一本のとうごまを備え、それをヨナの上をおおうようにはえさせ、
彼の頭の上の陰として、ヨナの不きげんを直そうとされた。
ヨナはこのとうごまを非常に喜んだ。
7 しかし、神は、翌日の夜明けに、一匹の虫を備えられた。
虫がそのとうごまをかんだので、とうごまは枯れた。
8 太陽が上ったとき、神は焼けつくような東風を備えられた。
太陽がヨナの頭に照りつけたので、彼は衰え果て、自分の死を願って言った。
「私は生きているより死んだほうがましだ。」
9 すると、神はヨナに仰せられた。「このとうごまのために、あなたは当然のことのように怒るのか。」ヨナは言った。「私が死ぬほど怒るのは当然のことです。」
10 主は仰せられた。「あなたは、自分で骨折らず、育てもせず、
一夜で生え、一夜で滅びたこのとうごまを惜しんでいる。
11 まして、わたしは、この大きな町ニネベを惜しまないでいられようか。
そこには、右も左もわきまえない十二万以上の人間と、数多くの家畜とがいるではないか。」
これを聞いたあの時はわからなかった。
今はわかる。
ニネベの人々は王や大臣たちよりも、何の権力も地位も名声もない人間の言葉を信じた。
それは自分の感情や意志を持たず、神の言うとおりに行動したヨナを通して起きた出来事だった。
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